PHYSICAL AI × LOGISTICS × CIRCULAR RENTAL
中国・京東で実践された
フィジカルAIを日本へ
ReYuu Japanとともに切り拓く、ロボットの「所有から利用へ」
ビッグハンズ、PAXINIロボットの日本物流PoCを技術支援
― 調達・貸出・運用管理・回収・再利用をつなぎ、PoCからレンタル事業化へ ―

株式会社ビッグハンズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:潘 若衛、以下「当社」)は、 ReYuu Japan株式会社と京東日本株式会社(以下「JoyLogistics京東物流日本」)が推進する 物流倉庫での概念実証(PoC)において、PaXini Tech(帕西尼感知科技(深圳)有限公司、以下「PAXINI」)の フィジカルAIロボットに関する技術支援を行います。

本PoCの独自性は、ロボットの性能評価にとどまらず、JD Logisticsが培ったスマート物流の運用知見、 PAXINIの先端技術、ReYuu Japanのレンタル運用力、ビッグハンズの現場実装力を結び、 日本で継続利用できる事業モデルまで検証する点にあります。 PAXINIの公表によれば、「TORA-DOUBLE ONE」は京東のスマート物流仕分け環境で実践されており、 本PoCでは日本の実物流倉庫で約3カ月の検証を行います。

PAXINI TORA-DOUBLE ONE

PAXINI TORA-DOUBLE ONE — Physical AI Robot for Logistics
4
連携による社会実装モデル
3 カ月
実物流倉庫での検証期間
3,600 拠点+
京東物流グループの倉庫網
ReYuu Japanを中心に、4社の強みを一つの社会実装モデルへ
ReYuu Japanが事業化の中核を担い、JD Logisticsの実物流フィールド、PAXINIの触覚型ロボット技術、 ビッグハンズの日本実装力を結びます。PoCの成果を、調達・貸出・運用管理・回収・再利用まで含む 継続利用モデルへつなげます。

■ 01 本取り組みが画期的である3つの理由

1
PoCで終わらせない。ReYuu Japanが継続利用へつなぐ
ReYuu Japanは、法人向けハードウェアレンタルで培った調達、貸出、運用管理、回収、再利用の知見を、 ロボットの利用条件へ展開します。本PoCでは事業化の中核として、技術実証の成果を有償レンタルの検討へつなぎ、 先端ロボットを「購入する設備」から「必要な期間利用できるサービス」へ変えることを目指します。
2
JD Logisticsの巨大な実運用基盤で磨かれた知見を日本へ
京東物流グループ全体では、2026年3月末時点で自営倉庫1,600拠点超とクラウド倉庫2,000拠点超、 総延床面積3,400万平方メートル超の倉庫網を展開しています。巨大な物流ネットワークで AI・ロボティクスを実運用してきた知見を背景に、日本の物流現場でフィジカルAIの有効性を検証します。
3
JD.comグループ本部と日本の現場を、ビッグハンズがつなぐ
ビッグハンズは、JD.comグループ本部との継続的な協議・コミュニケーションを基盤に、物流、ヘルスケア、 越境ECなど複数領域で、日本企業との事業連携を推進してきました。本PoCでは、JD.comグループの 実物流フィールドとPAXINIの先端技術を、日本の現場へ適合させる技術実装の役割を担います。

■ 02 ReYuu Japanを中心とする、4社の社会実装モデル

本PoCでは、ReYuu Japanが事業化の中心となり、PAXINIの先端技術、JoyLogisticsの実物流現場、 ビッグハンズの技術支援を一つのレンタルモデルへ統合します。ロボットの性能だけでなく、 導入前の検証から運用、故障対応、回収、再配備までを含む継続利用の仕組みを、実環境で検証します。

JD Logistics ― 世界規模のスマート物流を支える実装力
京東物流(JD Logistics)は、JD.comグループの物流・サプライチェーンを担う中核企業です。 2025年の売上高は2,171億元、外部の統合サプライチェーン顧客は9万社を超えています。 倉庫、輸送、仕分け、配送を一体で運営し、その規模と現場データをAI・自動化技術の高度化へ循環させています。
3,600拠点超の倉庫網と、実運用されるロボティクス
京東物流グループ全体では、2025年末時点で中国30都市に45カ所の「Asia No.1」スマート物流産業園を展開し、 自動化・無人化関連の特許・ソフトウェアは3,000件を超えています。自社開発のGoods-to-Person型自動倉庫システムも 約20都市の実倉庫へ展開しており、研究開発にとどまらず、繁忙期を含む大規模な物流オペレーションで 技術を磨き続けています。
ビッグハンズとJD.comグループ本部 ― 日中を直結する事業開発基盤
ビッグハンズは、JD.comグループ本部および日本法人との継続的なコミュニケーションを通じ、 中国側の先端技術・産業基盤と日本企業の現場課題を結ぶ事業開発を進めています。今回のPoCは、 こうした連携基盤に、PAXINIとの業務提携で培うロボットの導入・調整・検証力を組み合わせ、 具体的な物流現場で成果へ変える取り組みです。
JD.comグループの実物流フィールド × PAXINIの触覚型ロボット × ビッグハンズの日本実装力
中国で蓄積された技術と運用知見を、そのまま持ち込むのではなく、日本の作業手順、安全基準、設備条件に合わせて 検証・調整し、再現可能な導入モデルへ落とし込みます。

■ 03 本PoCの概要

PAXINIのロボット本体およびロボットハンドを物流作業現場へ導入し、実際の業務を想定した環境で、 物品の把持、移動、仕分け、配置その他の作業への適用可能性を検証します。機器性能だけでなく、 搬入、設置、操作研修、日常運用、故障対応、返却までの一連のプロセスも確認します。

実施体制ReYuu Japan株式会社、京東日本株式会社(JoyLogistics京東物流日本)/技術支援:株式会社ビッグハンズ
対象機器PAXINIフィジカルAIロボット「TORA-DOUBLE ONE」およびロボットハンド
実施場所JoyLogistics京東物流日本の国内物流倉庫
実施期間導入後、約3カ月間
想定作業荷物の認識、把持、移動、仕分け、所定位置への配置など
検証項目業務適合性、操作性、安全性、作業時間、作業精度、稼働率、エラー発生状況、作業者負担、導入効果など
PoC後検証結果を踏まえ、有償レンタルへの移行可能性を関係各社で協議
※ 実施時期・検証内容は、現場条件および関係各社との協議により変更となる場合があります。

■ 04 各社の役割

本PoCでは、ReYuu Japanを事業化の中心に、PAXINIが「つくる」、JoyLogisticsが「現場で検証する」、 ビッグハンズが「技術で動かす」という役割を担い、各社の強みを一つのレンタルモデルへ結び付けます。

Business Core

ReYuu Japan株式会社

本PoCの事業化の中核として、法人向けレンタルで培った運用知見を投入します。検証結果を料金体系、貸出期間、 保守、故障対応、回収、再配備等の条件設計へつなぎ、PoCから継続利用への橋渡しを担います。

Field / Operation

京東日本株式会社(JoyLogistics京東物流日本)

世界規模で蓄積された京東物流のスマート物流・倉庫運営の知見を背景に、国内の物流倉庫と実作業環境を提供し、 業務適合性、作業効率、安全性、操作性などを検証します。

Technology

PAXINI

フィジカルAIロボット、ロボットハンド、触覚センサー、技術資料および関連する技術基盤を提供します。

Implementation

株式会社ビッグハンズ

JD.comグループ本部との連携基盤と、PAXINIとの業務提携に基づく技術支援力を活かし、中国の先端技術と 日本の物流現場を接続します。導入準備、設置・調整、検証設計、実機テスト、安全確認などを支援します。

■ 05 京東との戦略協業を背景に進化するPAXINI

PAXINIは、2025年8月に京東が戦略的に主導した資金調達を実施し、2026年4月には京東クラウドと 「具身知能データ・エコシステム」に関する戦略的協業の深化に合意しました。両社は、PAXINIのロボット、 触覚センサー、実測データ、AIモデルと、京東クラウドのクラウド基盤および産業ネットワークを組み合わせ、 フィジカルAIの実用化を推進しています。

「ハードウェア × データ × モデル」を循環させる技術基盤

DATA SCALE
100億件規模:
PAXINIが公表する高品質な全モーダル実測データ供給基盤
COLLECTION
5カ所のデータ収集拠点:
多地域・多用途をカバーする実測データ収集ネットワーク
MOTION DATA
82自由度の5本指動作データと、
30個の六次元触覚モジュールから取得する触覚情報
MULTIMODAL
視覚・触覚・言語・動作の統合:
複数の情報を一体で扱う全モーダルな学習・制御基盤
AI MODEL
独自モデル「OmniVTLA」:
実世界での物理インタラクションと汎化作業を支える独自AIモデル

京東ロボット産業園に設置された「宿遷Super EID Factory」

PAXINIの「宿遷Super EID Factory」は、中国・宿遷ハイテク産業開発区の京東ロボット産業園内に設置されています。 同施設では、手全体の触覚、多方向の映像、関節角度、ロボット自身の状態、音声、言語など、 実世界の多様な物理インタラクションデータを収集し、AIモデルの継続的な学習と高度化に活用しています。

PAXINIの公表資料では、こうした技術基盤に加え、「TORA-DOUBLE ONE」が京東のスマート物流仕分け環境で 実践されたと説明されています。本PoCは、その中国での技術・運用知見を日本の物流現場へ展開する重要な第一歩です。

■ 06 ReYuu Japanとともに切り拓く、フィジカルAIの新標準

本PoCでは、ReYuu Japanを事業化の中心に、京東物流の巨大な実運用基盤、PAXINIの先端技術、 ビッグハンズの現場実装力をつなぎ、日本の物流現場に適合するフィジカルAIのレンタル導入モデルの確立を目指します。

「京東物流は、世界有数の規模でAIとロボティクスを実際の物流へ実装してきた企業です。今回の取り組みでは、その巨大な運用知見とPAXINIの触覚型フィジカルAIを、日本の現場へつなぎます。ビッグハンズは、JD.comグループ本部との連携基盤と現場実装力を活かし、ReYuu Japanのレンタル運用力とともに、先端ロボットを『所有する設備』から『利用できるサービス』へ変える新たな市場を切り拓いてまいります。」

— 株式会社ビッグハンズ 代表取締役 潘 若衛

■ 07 今後の展開

STEP1
本PoC実施
(約3カ月)
STEP2
検証結果を条件設計へ反映
STEP3
有償レンタルへの移行を協議
STEP4
対象作業・他拠点へ展開

本PoC終了後は、ReYuu Japanを中心に、検証結果を作業精度、運用方法、安全性、料金体系、貸出期間、 保守体制、技術支援、故障対応、回収、再配備等の具体的な条件へ反映し、有償レンタルへの移行可能性を 関係各社で協議します。さらに、対象作業の拡大や他の物流拠点への展開可能性も検討します。

将来的には物流・倉庫分野にとどまらず、製造、小売、医療・ヘルスケア、サービスなど、 多様な産業現場への展開も視野に入れています。ロボットを「購入できる企業だけのもの」から、 「必要とする現場が利用できる社会インフラ」へ。当社は、フィジカルAIの社会実装を支える 新たな産業基盤の構築に挑戦してまいります。

■ 08 関連情報

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注記

※ 京東物流の売上高、顧客数、倉庫数、延床面積、スマート物流拠点数および技術資産数は、JD.comまたは京東物流の公表情報に基づく京東物流グループ全体の実績であり、日本法人または本PoC対象倉庫単独の実績ではありません。

※ 「100億件規模」等のデータおよび京東のスマート物流仕分け環境における実績は、PAXINIが公表した情報に基づきます。

※ 京東での実践に関する対象倉庫、導入台数、稼働期間、生産性向上率などの詳細は公表されていません。

※ 本PoCは技術面および事業面の実現可能性を検証するものであり、将来の商用導入や有償レンタルへの移行を保証するものではありません。

※ 記載されている会社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。

■ 09 株式会社ビッグハンズ 会社概要

会社名株式会社ビッグハンズ(BIGHANDZ CO., LTD.)
所在地〒102-0083 東京都千代田区麹町4-4-4 ACN麹町ビル6F
代表者代表取締役 潘 若衛
設立1998年12月11日
主な事業情報処理・システム開発、技術支援、物流・越境EC、ヘルスケア、フィジカルAI関連事業
Webhttps://www.bighandz.co.jp/

■ お問い合わせ

本件に関するお問い合わせ

株式会社ビッグハンズ 個人情報問合せ窓口
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-4-4 ACN麹町ビル6F
TEL:03-6228-3468 E-mail:bh-kanribu@bighandz.co.jp